ホーム > 塾長・後藤卓也のつぶやき > 志願者を増やす方策

ここから本文です。

志願者を増やす方策

  4年生の保護者からメールを頂いた。

「日曜日の授業後に、A中学の文化祭に行ってきました。学校内を回っていたら、『B塾!B塾!』と大きな声が。振り向くと、高校生位の生徒が息子に向かって、『君、B塾でしょ!何年生?懐かしいなあ』とニコニコして話しかけてくれました。

 塾バッグのまま出かけたおかげで、B塾の先輩、すなわち我々の教え子に声をかけてもらうことができたのだという。

「『先生、誰?僕、C先生だったんだよ!B塾、いい塾だよね、頑張ってね!絶対合格してね!』と、両肩に手をおいて励ましてくれ、息子も本当にうれしそうにしておりました。いくつかの文化祭に参加しましたが、こんなことは私も初めてで、とてもうれしく思いました」

かつての中学受験ブームは去り、受験生はゆるやかに減り続けている。どの私立中学も志願者を増やそうと、あの手この手の広報戦略や学校改革に必死だ。

しかし、どんな手を打ち出そうとも、たぶん「頑張ってね!絶対(ウチの学校に)合格してね!」の一言にはかなわない。私立中学の改革努力に水をさすつもりはないが、本当に「母校」を愛してくれる在校生を一人でも多く育てることこそが、学校の評判を高め、志願者を増やすための唯一にして最良の方策なのだ。それは我々進学塾にとっても同じことである。メールの最後は次のように締めくくられていた。

「卒業生からも慕われる、いい塾に入れてよかったと思っております。2年後、A中学に合格して、あのステキな先輩に再会できるように、今後ともよろしくご指導ください。」

こんな「宝物」のようなメールを一通でも多く頂戴できるように、誠心誠意指導して、教え子たちと志望校との縁を紡いでいくことが、塾の評判を高め、生徒数を増やすための唯一の方策であり、同時に我々にとっての一番の「生きがい」なのだと改めて実感した。