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塾に通う小学生のホンネ

   塾に通う小学3~5年生を対象にアンケートを実施した。

「私にとって塾は[○○]ところです。」

この文章の空欄を自由に埋めてもらったら、「勉強する」と「楽しい」がほぼ半々だったが、「勉強以外のことも教えてくれる」といううれしい声や、「すっきりできる」というちょっと不思議な反応も返ってきて、とてもほほ笑ましい。

ちょっと驚いたのは、「お父さん、お母さん、こんど[○○]、お願い!」という設問で、4年生の3人に1人が「勉強教えて」と答えたことだ。似たような回答は3年生はゼロ、5年生は1割弱。むしろ上級生のほうが、「携帯買って」「旅行に連れてって」など、事前の予想通りの回答が多かった。

本格的な受験勉強が始まるのは4年生からなので、「勉強の仕方がわからない」「テストの点数がとれない」という悩みを抱き始めると同時に、まだ反抗期の一歩手前なので、「親といっしょに勉強したい」と素直に言えるのが4年生の時期なのかもしれない。

そんな分析も交えながら、保護者会でアンケート結果を披露したら、想像した以上に大好評だった。
スクリーンに「将来の夢」を書いたカードを掲げた子供たちの集合写真を次々と映し出すと、会場中に小さな笑い声が広がり、そっと涙をぬぐう光景もあって、壇上の我々もとても温かな気持ちになった。

保護者会終了後に、感想を書いてもらった。
「子供たちの声が聞けてよかったです」
「(誤字だらけの回答や『焼き肉食べさせて、お願い』みたいなトボけた答えに)ウチの子だけじゃないと知って安心しました。」

塾通いなんかさせてよかったのか、こんな幼稚なことを書くのは我が子だけじゃないのか、自分は親としてちゃんと振る舞えているのか・・・・・・。誰もがそんな不安を抱えているのだろう。

帰路につく親子の会話も親同士の雑談も、いつも以上になごやかに聞こえた。