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初のクラス分けテスト

新4年生にとって初めてのクラス分けテストを実施した。
これまでは「赤組」「青組」というように、単に入塾時期の違いでクラスを分けていたが、4年生からは成績順に約25人ずつ1組から8組に再編成する。
一人ひとりにクラス通知書を配ると、小さくガッツポーズをする子もいれば、しょんぼりと下を向く子もいる。
「今回は成績順じゃなくて、体脂肪率の低い順にクラスを分けました」と冗談を言うと、「え~、絶対ウソだ~」「どうやって測ったんだよ?」と蜂の巣を突ついたような騒ぎになる。
ほぼ全員が体脂肪率という言葉を理解していることに驚かされたが、それどころか、「個人情報は公開されないんだよ!」などと生意気を言う子までいる。
今回は、出題範囲を決めない算数と国語の2教科だけのテストだから、努力の証しというより、単にテスト慣れしているかどうかで決まったようなものだ。小学校受験の経験がある子が、毎日サッカー漬けの子よりも有利なのは明らかだ。

「だから、要するに体脂肪率と同じで、これまでの生活習慣の違いだけなのさ。でも、次のテストからは、
この一カ月の勉強の成果でクラスが決まる。今回体脂肪率が高かった子は頑張って毎日トレーニングすること!」
というと、しょんぼりしていた子も笑顔を取り戻してくれた。
その夜、成績が悪かった子の家に励ましのメールを送ると、すぐに返信が届く。
「息子が『メタボにならないように頑張る』と訳のわからないことを言って張り切っていたのは、そういうことだったんですね。
ありがとうございます。それより主人が『毎日仕事から帰ってからあんなに特訓したのに』と落ち込んでいて……」
体脂肪率は1、2週間特訓したところで、下がるものではない。すぐに結果につながらなくても、日々の生活習慣を
改善することが大切なのだ……と、再度スポーツジムに通い始めた自分にも言い聞かせた。