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なんで、楽しいの?

こんにちは。啓明舎の目黒と申します。
「目黒佳菜の啓明舎日記」を通じて啓明舎の“いろいろ”をお伝えしていきます。

「楽しかった~」
「最高だった~」
「ずっとここにいられたらいいのに~」

これらは何の感想だと思いますか?

家族旅行でハワイに行った生徒、ディズニーランドに行った生徒、野球観戦をした生徒、お友達と川辺でバーベキューをした生徒…の感想ではありません。これらは3泊4日、勉強→食事→勉強→食事→勉強→食事→勉強→寝るといった生活を続けた生徒の感想なのです。

【限界に挑む、夏】をスローガンに今年も毎年恒例のサマーセミナーを実施。3泊4日の勉強合宿に、5・6年生あわせて518名の子どもたちが参加しました。

1日目と最終日は開会式・閉会式等もありますが
2日3日目のスケジュールは

起床
授業(50分)×1時限
朝食
授業(50分)×4時限
昼食
授業(50分)×5時限
夕食
授業(50分)×3時限
入浴・自習
就寝

文字通り「勉強合宿」なので、本当に勉強しかしないのです。4日間の勉強時間は50分×45時限。合計2250分。自習時間も含めれば、もっと長い時間、椅子に座って鉛筆を持ってテキストやプリントと向き合ったことになるのです。

ん~…どう考えても楽しくない。

そこで今年、何名かの生徒に感想を聞いた後、(ほとんどの生徒から「楽しかった」「また行きたい」などの答えが返ってくるので)その理由を聞いてみました。

すると「友達が増えたから」「ずっと友達と一緒にいられたから」「ご飯が美味しかったから」などの小学生らしい返答に加えて

「最後はクタクタだったけど、終わると達成感がすごくあったから」
「人生で一番勉強する経験ができたから」
「仲間と一緒に自らの限界を超えられたから」
「社会に貢献する人材になる(啓明舎のスローガンです)ための第一歩の学習ができたから」

などの「カッチョイイ」返答もたくさんあったのです。
生徒と話していて改めて学ばせてもらったことは「そうか、本来高い目標を定めて、そこに向かって挑戦していくことは最高に楽しいことなんだよな」ということ。

そして今回のサマーセミナーに参加をした生徒は、今後の人生で幾度となく訪れるであろう目標を決めるべき場面で、こう考えることができるのだろうなとも思ったのです。「限界を決めつけてしまうのは自分自身の心であって、諦めなければもっと高い目標に挑戦していける。サマーセミナーを乗り越えられた自分になら、きっとできる。」と。

こう考えていくと、生徒の人生の中で、とても貴重で思い出深い経験となる4日間に立ち会えたことを非常に嬉しく思うのです。

と、ここまで書いてきましたが…

518名のなかには、ホームシックにかかったり、ちょっと体調を崩した子もいました。でもそれはほとんどが5年生です。生まれてはじめての経験ですから、たとえば「算数が全然わからない~」→「頭が痛くなってきた~」→「ママに会いたいよぉ」なんて気持ちになるのも当然。でもそれ自体が大切な経験のひとつです。6年生の先輩たちが、もっと長い時間、もっと難しい勉強に取り組みながら、ほとんど誰も弱音をはかないのは、去年の経験があるからなのです。今年、悔しい思いをした5年生は来年リベンジ!をしましょうね。

2学期も始まりまた忙しい日々に戻りますが、この夏の経験を糧にそれぞれが毎日を精一杯頑張れるよう啓明舎教師一同応援していきます。